第6回北海道WEBコンソーシアム定例会終了
先日(16日金曜)に北海道WEBコンソーシアムのセミナーがありました。
簡単にまとめた事を書こうと思っていたのですが、
今日までまとめるのを忘れていました。
ということで、セミナー内容を簡単にまとめてみようと思います。
ちなみに今回の内容は、WEBデザインについてです。
デザイン=情報に形を与える事
今回のスピーカーは、株式会社ノイエカの浜垣さん。
浜垣さんは日本WEBデザイナーズ協会の札幌支部も担当されている方です。
メモ
- ・デザイン=情報に形を与える事
- ・今回の本題はWEBデザイナーで喰っていけるか
- ・デザイナーの責任変化
- ・過去:見栄え → 現在:ユーザーエクスペリエンス(UX)全般が必要
- ・過去:限られた業務上の責任 → 現在:リスクテイク
- ・WEBデザインの2層化(UX理解でのデザイン・デザインコセプト通りのデザイン)
- ・後者はソースの進化などで競争の激化
- ・デザイナーの淘汰
- ・コンサル系デザイナーやニッチスキルのあるデザイナーが必要
- ・benefit design
- ・北海道のデザイン事情:弱みは無いが強みもない
- ・地域的な強みではなく、個人や特定の企業が優秀なだけ
- ・全てはプレゼンテーション次第
- ・デザインセンスをのばすため、物事を知らなければならない:異業種や外国のものを見ろ!!
何がなんだかわからないですね。。。
わかりにくいメモでスミマセン。
デザイナーに求められる事
これはコーダーにも同じ事が言えるのだが、
コンサルができるとか、何か秀でたニッチスキルがあるかどうかで、
自信がWEB業界に生き残れるかに影響してくるように思える。
一つの事に特化したスペシャリストではなく、
今の社会は複数のスキルをもったゼネラリストであるべきなのだろう。
自分もこの先、コーディングのみのスキルではやっていけない。
デザイナーも同じで、言われた通りにデザインが作れればいいだけではない。
Flashのスキルをもったり、コンサルができたりと、
デザイン以外のスキルもなければ、この先も仕事を続けるのが難しいようだ。
北海道のWEB事情
話の中ででてきたのですが、主に以下の2点
- ○ ビジネス上のモラルが著しく低い
- ○ 横のつながりが希薄
これはそうだなーと激しく思う。
お金がもらえれば安くても何でもやりますということだらけでは、
結局景気が悪くなるし、結局のところいいものも作れなくなるし、
自分たちの首をどんどん絞めていくだけになってしまう。
クライアントのところにいっても、最初に出てくるのが値段の話で、
クオリティとか中身よりも、まずは安いかどうかが気になるようだ。
むしろ安い事が当たり前のように話してくる人が多い。
というのも、周りや影響を考えず、とにかく安くすれば
沢山受注できると考えているモラルの低い人や企業が
なんだか沢山多くいると思う。
うちの営業が言っても、結局は安さ重視というクライアントも多く、
そういうところには、いかにクオリティや意味のある提案をしても、
安さだけに目がいって、本質的なところに気づかないままでいる場合が多い。
たぶん、サイトさえ持っていればいいんだという考えがあるからだろう。
サイトの所持 = それだけでOKでは、宝の持ち腐れであり、
人に見られないようなサイトや利用してもらえなければ、
サイトを持っている意味などないのである。
そのようなモラルはある程度は持ってもらいたいと思う。
浜垣さんも言っていたが、北海道は企業同士の横のつながりが希薄なのも、
このモラルの低い企業が多く存在する理由の一つなのだろう。
時には他の企業がどのような事をしているのかなど、
自分以外の企業にも目を向ける必要があるのではないか。