iPhone向けサイトを作る前に必読な書籍『HTML5+CSS3で作る 魅せるiPhoneサイト』
今年は、サイトをiPhoneやiPadに対応させられない?というような案件を担当したりもしました。ところが、初めての挑戦だったため、かなり戸惑うことがおおく。iPhone向けの設定やデザインの構成、コーディングのしかたなどなど、いろいろと躓くことが多かった記憶が・・・
この先も、iPhoneなどのスマートフォンに対応させてほしい!という案件も増えていくことも予想されるので、ちゃんと勉強をしよう!と思ったときに発売されたのがこの本。
HTML5+CSS3の解説もたっぷり
買ってからスラスラ〜って読めてしまったこの本。札幌→東京への移動中だけでほとんどが読めてしまったという(笑)
iPhone向けサイトの制作方法についてだけじゃなくて、HTML5やCSS3についての解説もたくさん入っていました。便利なCSS3のセレクタについての説明などなども。
iPhone向けサイトを作る場合はHTML5もCSS3も使えるのがいいところだと感じていた自分ですが、やはりこの本でもおすすめというか説明されているだけあって、コーディング時間短く様々なことができるなーってことを実感。iPhoneだけじゃなくて、通常のPC向けのサイトコーディングでも取り入れられたらどれだけ楽か・・・
iPhone向けサイトはハマりやすいポイントも多々
iPhone向けサイトをコーディングしていて気づくのですが、通常のサイト感覚でコーディングしていってしまうと、結構ハマってしまうポイントが多いです。ただ単に、iPhone向けの作り方(コーディングの仕方)を知らなかっただけだったりするのですが、デザイン段階から知っていないと、コーディング時に本当にあたふたしてしまいます。
例えばPC向けサイトでは普通に使っている、部分的にスクロールバーを出すような、overflow:scroll;(もしくはoverflow:auto;)これを使えばスクロールバーがでてくれるのかと思いきや、iPhoneで見てもスクロールバーは出てくれないとう。だけど中身は一部隠れてしまっている。さらには、通常のフリック動作ではその中身は見れずに、2本指でスライドさせないと全部みれないという…
もちろん既知のことだったのかもしれないですが、知らなかった自分はここをどうするかでものすごく悩みました。最終的にはフリックでみることのできる方法がJavaScriptを使えば対応可能ということがわかり、それを導入したのですが…この辺については、まだまだ考えなければいけない点なのかなという課題だったりします。
そんな自分のはまったポイントも、この本にはちゃんと書いてあったり。やっぱりしっかり勉強しておかないといけないなと実感しました。
ハマりやすいポイントを回避するために、まずはこの一冊!
iPhone向けのサイトや、既存のサイトをiPhone向けに対応させるというケースは今後どんどん増えていくと思っています。そのiPhone向けに対応させる為には、やはりその制作についての知識を得ていないとスムーズに制作ができないのですが、まずはこの一冊があれば事足りるなと読んでいて実感。
いろんなハマるようなポイントも対応方法というか、通常の制作とはここが違うよー的なこともちゃんと書いてあるため、まずはこの一冊を読んでおけば間違いはないです!
なんでもっと早く出版されていなかったんだ(泣)
みなさんも、iPhone向けサイト制作の際は、まずこの本を読んでください!