可能性は十分ある!?話題になっていた『革命×テレビ』を見ての感想
日曜の夜遅くだというのにもかかわらず放送された『革命×テレビ』。見た方はいますでしょうか?TwitterとUstを利用した”リアルタイム”を伝える番組とのこと。
実際に、スタジオ意外にアメリカやイギリス、モンゴルや、なぜか新宿の居酒屋などがUstを利用して「テレビ」を通して放送されてました。
最近Twitter携帯などを発表した孫さん(@masason)の発言でも『どんな番組になるのかな』なんて書かれていたように、話題のTwitterやUstなどを利用された番組として、多くのユーザーの注目を集めた番組だったのではないかと思われます。
そんな注目度の高い番組、見ないわけにはいかないので、始まる時間になるのを楽しみにしてました!そしていざ視聴!!
ところが・・・
グダグダの番組
ところが、実際の番組はとってもとってもグダグダな内容。結局、各地のUstを中継として、モンゴルでは朝青龍が出演したり、アメリカではカブトガニの大量発生などがみれたのですが…結局何を伝えたかったのかが全く伝わらず、Ustの内容やTwitterの紹介くらいしかされないまま、グダグダのまま30分が過ぎていったという。
番組として「何を伝えるか(見せるか)」が全く掴むことのできない番組でした。TwitterやUstを使っているというだけで、全然クロスメディアにはなってなかったし(Ustみれなかったし)、紹介します!と言っていたTwitterも、本の少しだけがテロップみたいなので流れただけという。
ゲストの発言の度に流れが止まる
番組サイトでも紹介があったのですが、ゲスト(と言っていいのか?)のTwitterの発言があがるたびに、番組では「有名人からのTwitterがあったようです」みたいなことで、数回番組がそこに注目するような形になっていたという。30分という短い時間しかないのに、そんな時間をとるのはとってももったいない気がしました。一般の発言と似たような感じに、テロップみたいな感じで、簡単に取り上げる程度にしたらよかったのに。。。
Twitterの発言と放送
番組はとっても面白くなかったのですが、番組を見ながら、番組への発言(ハッシュタグ)を追ってみた。個人的にその放送をみつつ、Twitterでの生の声を見ていくというのは面白かった。番組をみた人達のリアルな発言を知ることができたわけですが、同じものを見ても、いろいろな視点で様々な感想をもつものなんですね。そういった生の声が聞けたという点においては、通常の番組よりは面白みはあったのかもしれない。でも、それだけ。
番組放送中はメインのUstは見れない状態に
この番組が「グダグダ」だった理由のもう一つとして、番組放送最中は、メインのUstは、ロックがかかって一切見れない状態に。
パスワード制限で通常では見れない状態に
視聴者としては、番組の裏側や放送されていない時の内容をみたかったりするのに、それが全く見えない状態だったというのは、とっても残念でなりません。
番組終了後のUstの方が面白い
生放送中、Ustされていた番組一覧がサイトに表示されていました。
番組終了と同時にガッカリ感たっぷりで観終えた人は沢山いると思うのですが、その後も続けて放送されたUstの各チャンネル。朝青龍とおにぎりの絡みや、新宿での飲み会の様子、新宿2丁目のUstなど、数チャンネルは番組が終了した後の0:30まで放送が続けられていました。そのUstのほうが、実際の番組よりも面白かったという。なぜこれを番組中にもロックをかけずに見れるようにしておいてくれなかったのか・・・#kakutvのハッシュタグでの発言を追ってみても、自分と同じ意見の人が結構多かったのには驚いた(笑)
モンゴルでは朝青龍とのからみなど、なかなか面白いUstをみせてくれたおにぎり
普段は見れない「芸能人」の飲み会風景。
なんだかよくわからない生放送を見続けるよりも面白く感じてしまったのは、普段の生活で見れない事・番組の裏側っぽいところを見ることができたからでしょうか?放送後のUstをそのまま見続ける方が、何倍も面白さがあったと思います。
茂木さんも同じように感じた様子の発言
革命×テレビに期待すること
今週は初回ということもあり、何がなんだかわからないまま終了してしまったのですが、次週はなんらかの変化があることを期待して、「リアルタイム」にこだわり、且つ、クロスメディアに挑戦しているこの番組には期待しようと思います。
とにかく、次週はグダグダしないで進行してもらいたいかな。Ust中継とのつなぎのタイミングや、Twitterの内容を取り上げるタイミング、テロップの大きさや場所などなど・・・改善できる点は多いので、そういう意味では今後に期待してみようかと思います。
Twitterの連動とか、Ustを使ったとかの内容をみると、今年の24時間テレビとかでも、同じようにTwitterやUstを活用した番組になっていくのかな〜なんてことをふと思ったりも。。。