Zen-codingを行う前にはシャドーコーディング
知らない人は損してる?コーディングが3倍速くなるZen-Codingを導入してみた
Twitterでもmukimukiでも、Zen-codingが結構熱くなってます。知り合いでも導入している人がちらほらと。Zen-codingを使えるようになると、とっても便利!
しかし、構造ができていない段階でZen-codingを行うのは非効率。そんな時は『超高速コーディング術』にも書いてある「シャドーコーディング」を行ってから作業に入ると、効率的です。
シャドーコーディングとは?
シャドーコーディングとは、『超高速コーディング術』にも書かれておりますが、スキルパートナーズの大杉さんの造語。いきなりPCでマークアップを行うのではなく、PCを使わずに、まずはプリントアウトしたデザイン上で、もしくは脳内でどのようなマークアップにするのかを考えることです。プリントアウトしたデザイン上などで行うと、書き込んだりもできますし、メモにもなるので便利です。
それを最初に行っておくことで、Zen-codingを使う際にも、構造化されたマークアップをすぐに導入することができます。
いきなりZen-codingから入っても、構造的に作れないのであれば、効率的な方法とは言えないですからね。
しっかり構造を考えてのマークアップが苦手な方の練習としても有効ですし、Zen-coding導入の練習にもなるので、苦手な人は、是非、お試し下さい。
Zen-codingの使いどころ
Zen-codingの使い方やライブコーディングなどを見ても、おそらくZen-codingを導入したあとの使い方は人それぞれになっていることでしょう。
自分も、いろいろ参考としてあがっているような、div#header+div#content>h2・・・などのような使い方ってあまりしていない現状。というのも、ある程度形ができているようなところは、スニペットやコピペで行うほうが早いですからね。なのでそれほど本格的に使えるところが無かったりするのが現状だったりします。
現状の自分の使いどころは、リストのマークアップや、包括などの時に限られている現状です。
例えば、流し込みのリストテキストがあるような場合、先にそれをコピペで張っておいて、その部分選択→Wrap with Abbreviation(Aptanaでいう、Ctrl + Shift + A)→ ul>li* ・・・とすると、リストのマークアップ完成。
1,リストにしたい部分選択後にWrap with Abbreviation
Dreamweaverなどのオーサリングを使っている場合は、スニペットの他にもタグ補完を使った方が早いような場合も多々あると思います。いろいろなツールが出ているので、何もZen-codingオンリーで頼るのではなくて、使いどころによって使い分けてマークアップしたほうが効率よくでき、かつ、早く作業ができるようになると思います。
いずれも個々人にあったマークアップ方法を見つけていくのが一番なので、いろいろ試してみて、自分に合うスタンスを考えてみて下さい。
最近は忙しいですか?
これは便利ですよ!取り合えず入れておけば、
使いどころがでたときにでもぱぱっと使えちゃいます!