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報せ

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日記
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日記

先日、高校時代のクラスメートより電話があった。高校の仲間からの電話は珍しいし、何より卒業してからもう7年、あの頃が懐かしい。

電話を受ける丁度1週間前に、別なクラスメートが北海道に出張で来ているとのことで会ってきた。お互い、ぜんぜん変わっていなくて、高校時代のみんなの話で盛り上がった。

今回の電話も、北海道に来るのか?なんて思いながら電話に出た。

友C「久しぶり!もう知っていたらゴメン、友Tっていたでしょ?彼、亡くなったんだ。。。」

訃報

「えっ?」
話を聞いて、自分が言った一言。

最初、彼が何を言っているのかすぐに理解できなかった。頭の中で理解が始まっても、嘘だと思った。

すぐに友Cには事実確認をしてもらうようにお願いをし、電話を切った。

自分もできる限り本当かどうか確認をすべく、地元で確認のできそうな知り合いがいそうな人に、まずは連絡をとることにした。

高校3年間

僕の高校生活は、クラス替えのない3年間を過ごした。9クラスあるうちの8クラスは普通科だったのだが、自分は1クラスしかない理数科にいた。1学科しかないので、当然クラス替えはない。だから3年間、僕は常に同じメンバーとともに学校生活を送ってきた。

クラス替えもなく3年間一緒にすごした仲間だったので、仲はとてもよかった。

自分はその3年間変わらないクラスで、3年間ずっとクラス長をしてきた。1年の最初は先生にお願いされてだったのだが、その後も他の仕事とかを覚えたりするのが大変だと思ったので、3年間同じ役でいただけだったりもする。

そんな役で、ずっと同じメンバーと、同じ時を過ごしてきた。

今回の友Cからの電話は、そのメンバーの一人が・・・亡くなったというもの。

実感など、どこにもない。

悲しい事実

Cの話が信じられなかったが、その後調べてもらい、やはり今回の情報は正しいものだった。僕らの友達だったTに会うことは、もう、できない。

僕はただただ、その時は、頭の整理がうまくできなくて、ボーっとしてしまった。

現在使われておりません

今回の連絡を受ける1週間前の、友人Wに会ったとき、みんなは今何をしているんだろうねーなんて話になって盛り上がった。地元新潟を離れた人がほとんどで、今はみんな全国各地にいる。そんなみんなの様子が知りたく、何人かにはその友Wといるときにいきなりの電話をかけてみた。残念ながらほとんどが忙しかったらしく、その時に話すことはできなかった。後々折り返しの電話をもらえたりはしたのだが、実はその時にTにも電話をかけていた。高校卒業以来、ほとんど会っていなかったT。電話をかけてみたが「おかけになった番号は、現在使われておりません」というアナウンスだった。

もうその時はTが亡くなっていたかどうかはわからない。でも…、もう少し早い時にかけていたら、なんて思うと、ものすごく悲しくなった。

今でも、その時のアナウンスが、虚しく頭の中でリピートされている。

連絡

今回の知らせを、クラスメートに連絡すべく、自分の連絡できる限りで、全員に自分から電話をかけた。当時の担任にも、男子も女子も連絡できる全員に、メールではなく、電話で直接連絡をまわした。

みんなが、今回の知らせを聞いて驚いていた。自分とまったく同じ状況だったのかなと思う。冷静に今回の事実を聞く人も、電話越しだとわからないけど、鼻をすするやつも、涙声になって話す人も。。。みんなが今回の状況が、実感のできないことだっただろう。

こんな風にエントリーとして書いている自分でも、まだ、なんだか実感はない。Tがまだ、日本のどこかで、いや、世界のどこかで生きていて、またいつかどこかで出会える、そんな気がしてならない感覚。長いこと、彼にあっていなかったからなのかもしれない。

でも、もう実際にTに会うことは、決してない。決して...

こんな悲しいお知らせで連絡なんて、もうしたくないものです。

いつか

今はまだ、今回の件についてうまく頭のなかで整理ができていなくて、まだ泣きそうになってしまうときがある。

そして遠く遠地にいるので、線香ひとつあげにいくことができない。いつか、今回のことがおちついて、その時になって実家に帰ることがあれば、彼に線香をあげにいこうと思う。

みなさんも

悲しい報せは、この先長く生きていたら、たくさん聞くようになることかもしれない。でも、できることならそういう話は、もっともっと先にになってからにしてもらいたい。これを読んでくださっている皆さんも、ずっと元気でいてください。

と、悲しい気持ちでばかりいられないので、元気をだして仕事しようと思います!

最後に

最後に、T、遠くでのお別れで本当に申し訳ない。いつか必ず、線香あげにいく。じゃあな!

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