どんなにSEOをしっかりしようとしても、結局必要なのはサイトの『コンテンツ(中身)』
SEOについて書いたYamadaさんのエントリーを読んで思ったこと。
売れてるSEO業者が行っているのはSEOでもSEMではなくHIO
これを読んで、いろいろ思うことや言いたいことがあったのですが、
ブログを一度書いて読み直した時に、なんだか言いたいことと書いた内容が違ってきた。
なので、簡潔にしていいたいことだけをまとめておく。
こんなSEOはしちゃだめ
Spamダメ!ってすでに言われているにも関わらず、
面白いほどSpam行為だけをするSEO業者ってのが後をたたない。
それこそ、小手先の技術だけでのSEOは減ったけど、
spam行為のことなのに「SEOしてます!」なんて業者があるもは事実。
- 1、altに必要以上にキーワードを入れる
- 2、ページ内へのリンクに過度にキーワードを入れる
- 3、ひたすらバックリンクをかき集める
1は小手先の技術の現在形なのかもしれないけど、
未だに画像のaltに、画像と無関係なキーワードを入れまくる業者がある。
むしろこれはSEO業者というより、制作側がしていることの可能性が高い。
altには画像に合った内容を入れるものなのだけど、
関係のない単語をいれまくるのはspam行為になる。
なぜコレが未だにあるのかわからないけど、まだまだ多い。
昔のサイトのつくりのままだったりするからなのかもしれないが・・・
2はSEO業者でも制作側でもよく使っている人が多くて、
例えばグローバルリンクの一つ一つにキーワードが入っているような場合がある。
多いのは1との併用技で、「○○のトップページ」「○○のサイトマップ」とか
わざわざキーワードが入っているようなリンクだ。
実は自分も以前はよかれと思って使っていた時期もあるけど、
これが一つとかなら気にならないのかもしれないが、
全部のリンクに同じようにつけてあると、どうしても過度に入っているようにしか見えず、
結局spam扱いになるなんてケースもある。
入れすぎにはご用心。
3は書いている通り、バックリンクだけで
なんとかしようとしている業者もいるということ。
ひたすら集めても上位にあがってこないサイトもあるし、
これも検索エンジンにあやしいって思われたら上位には上がりにくい。
必要なのはコンテンツ!
SEO業者に頼ることがあるのは、個人的には大いにいいことだと思う。
しかし、目先の検索結果の順位だけを気にしすぎて、
コンテンツ(中身)が薄くなってしまっているサイトがまだまだ多い。
SEO業者の視点からしても、コンテンツの薄いサイトってのは
いかに適切なSEOの施策を行ったとしても上位に表示させることが難しい。
上位に来たとしても、いずれ上位から消えてしまうことも多い。
大切なのは中身ですよ。
順位を気にする前に中身を気にしないと恥ずかしいよ
中身の薄いサイトや、上っ面だけの情報とか面白みとか
そういうことが全然ないようなサイトが上位にあると
個人のサイトだったらいいけど、企業のサイトだったりすると
言い方は悪いかもしれないが、よく恥ずかしくないなって思う。
上位にいることが嬉しいだけのナルシスト企業なのかな?
なんて印象を受けてしまうし、結局サイトを見ずに離れる人が多くなる。
まずは中身充実させましょうよ。
だから大手はSEOが必要ない
SEOを行っているその多くのサイト運営者は、
中小企業だったり、個人のサイトだったりして、大手はSEOを必要としていない。
なぜかなんていわずともわかると思うが、
大手はコンテンツがしっかりしたサイトを提供しているからだ。
中身が充実すると、自然と検索結果も上位になってくるし、
SEOの技術に頼らずとも、人はそのサイトに集まってくる。
今後SEO業者に必要なこと
アクセス解析からサイト診断をはじめ、ユーザビリティやデザイン、タグ使用の最適化等をSEOにし、診断結果から、ユーザーの動向を探り、ユーザーが求める情報を作っていく事をHIOと呼べばなんかしっくり来ます。
実際SEOテクニックに優れた技術者と、HIOを考える頭脳は別であると断言できるし、HIOスキルが高ければ高いほど、検索エンジン上位表示が楽になるのも事実だと言えます。HIOを行ったうえで、SEOを行う事でさらに最適化され、集客されるというものだと思うのです。
売れてるSEO業者が行っているのはSEOでもSEMではなくHIO
結局必要なのは、コンテンツをマネジメントしていけるような業者である。
中身があっても上位に表示されないと見てもらえない…
なんて言われていたのと同じように、いくら上位に表示されても
中身のないサイトは見てもらえなくなる。
SEO業者に求められるのはSEOスキルと中身の充実なのだ。