一般の人はウェブサイトがWordのようなものでできていると思っているらしい
昨日のこと、会社の同じ部署のT姉さんが
Webの部署じゃない人に
「ホームページってどんな風に作っているのか?」
的名ことを聞かれたらしい。
T姉さんはデザインとHTMLとかの話をして、
その質問した人にHTMLのソースを見せたらしい。
そしてそのソースをみてかなり驚いたそうだ。
「ホームページってこんなの(タグや文書)でできているんですね。」
どうやらHTMLを知らない人にとっては、
WebがHTMLとかCSSで書かれているなんてことがわからないそうだ。
つまり、WebはWordのようなので、
画像と文字を貼り付けているものだと思っているらしい。
もしくは一枚の画像がベタって張られているような感覚。
でもそれが普通なんだろうなって思う。
専門じゃない人の感覚
少しでもWebの知識がある人にとっては、
ウェブサイトがHTMLやCSSでできていることは知っているようだが、
知識もなく、ただネットサーフィンなどをする人にとっては
サイトはWordのようなもので作られているという感覚のようだ。
自分の昔はどうだったのかな?なんて昔を思い出そうとしたけど、
気づいた時にはHTMLとかの存在を知っていたから
Wordのようなものでできているなんていう考えは一切なかった。
たぶん、一昔前のホームページビルダーの
自由配置の感覚が一番近いのかなと思う。
専門じゃない一般の人にとってはその考えが普通なんだと思う。
ブログとかでも
ブログに限らずだけど、Word的な感覚はそこにもあると思う。
「WYSIWYG」のような機能に!
livedoorブログとかそうだけど、
エントリーを書いて文字の大きさとか色とか、
ボタン一つでリアルタイムにその結果が出力されている、その機能。
だからもしかしたらブログをしている人の中にも、
ウェブサイトがWordのような感覚の人っているのかなって思う。
クライアントも同じ
これは一般の人もそうだけど、
同じように考えるのであれば、Webのことを詳しく知らないけど、
ホームページを作りたいと思うようなクライアントでも同じことでしょう。
営業段階とかディレクション段階とか、
必要に迫られなければ説明しなくてもいいんだろうけど、
知らないからこそ、要求度が高い人もいるんだろうなって思う。
画像さえ作れればいいわけではない
もう一つおまけで、Wordじゃなくて
画像のみで作られていると思っている人もいるようだ。
つまり画像さえ作れればホームページが作れるという感覚。
間違いではないけど、正しくもない。
確かに画像さえあればどんなデザインでも作れるけど、
リンクとかの装飾はできないし、FlashとかJavaScriptで作るような
動的な部分は画像オンリーでは表現しようがない。
けど画像だけで作られているって思っている人も少なからずいるようだ。
どれもそうだけど、自分にない感覚だからなんだか不思議な感じである。
みんなどれくらいの時にHTMLで作られているって知ったんだ?
自分じゃ思い出せないのですが、皆さんはどうなのでしょう?
どのくらいの時にウェブサイトがHTMLとかCSSで作られるって知りました?
ご意見お待ちしています。
かなり歳が離れている兄がPC雑誌をいろいろ買っていたので、それを適当に読み漁っているうちにいつの間にか覚えてました。
WindowsやMacよりもLinuxの方が先でしたし、WordやExcelよりもHTMLを先に触りました。結構珍しいケースなんじゃないかなと自分自身思っています。
ちなみにハムさんと同い年です。
最近のブログとかCMSってWordで書いた文書をそのままコピペできるようになっていますね。これだと文字通り「Wordで書いてる」。便利な世の中になったものです。。。
spacer.gifを知ったときは“世の中には頭のいい人がいる”と感心したものです。
同い年でもたかおファンさんの方が、より技術に長けていそうですね。僕はDOS?Linux?どういうものかはわかっても、僕はそっち系はてんでダメですね。
CMSもWordとほとんど一緒ですよね。便利な世の中になって行く分、僕のようなコーダーは不必要になって行くのが怖いですよ。
>とおるさん
80年代なかばとなると、僕はまた生まれたばかりで、
パソコンのパの字もしらなかったころでるよ。
HTMLのマークアップの概念はプログラムしている人にとっては感覚が別物とききましたが、やはりprintとかlocateというのがあるようなものだと思ってしまうようなものなんですね。
僕がspacer.gifを知ったときは、もう廃れていく時期だったので、僕もほとんど使ったことがないのですけど、あれを考えた人は当時はものすごく頭がいい人だったんでしょうね。
>ululunさん
Webの制作に携わったことの無いような人は、「何故、wordの文章をその儘ウエブに掲載出来ないのか」というような事を、普通に考えてしまうそうですね。Wordは確かに文書とかを作るのには適していますけど、やはり紙媒体が主としてのソフトであるので、Webとして出力するとサイトとしての機能は悲しいものがありますよね。
>Wordのhtml出力に絶望したことあるよね?普通さん
構造的に破綻したマークアップ言語なのかは、よくわかっていないのですが、現在のXHTMLでしっかり作られたものは、かなり論理的なマークアップなんじゃないかな?なんて思います。テーブルレイアウトとかは、何これ?とはいまでも思いますけどね。
自分はスクリプトやプログラムなどは書けませんが、wordより先にHTMLを覚えたので、wordを初めてさわったときに、「タグはどこに打つんだい?」と思ったくらいです^^;
その当時(2000年くらいかな?)は、wordのHTML出力はもとより、ホームページビルダー系ソフトのHTML出力にも絶望したものだけれど、最近はWYSIWYGの機能が上がって、ほんとにワープロソフト感覚でwebが作れるくらい相当らくになりましたね。
それでも何も知らない人がほんとにワープロ感覚で使ってると絶望するんでしょうね。。
どのプログラムとか使うソフトを覚えたかによって、その後のイメージとかも変わってくるのかなって感じます。僕はWordと同じくらいの時期にHTMLを知っているので、どちらも別物だという感覚だったのですが、HTMLしかしらないと、WordがHTMLのような作りをしなければと思ったり、Wordしかしらないと、HTMLはWordように簡単に作れちゃうとか思ったりするのかなって思います。
WTSIWYGからネットの世界を知った人も、結局はワープロソフトと同じ感覚で、今後もHTMLを知るまで使いそうですよね。そういう人はたぶんPでの改段落とかbrでの改行の違いにすらきづかないのだろうなって思います。